約２年振りだろうか。
ぱたぱたさんと久しぶりにあった。
関西を去るという事で飲みに誘って頂いたのだ。
「精神と時の部屋」から出てきたぱたぱたさんは、セルと戦う前のトランクスを彷彿とさせるカラダのデカさだ。
明らかに２年前とは違う。
筋トレの知識もすごく、栄養学や食事の採り方についても色々教えてもらえた。
病気をうつされた話や、今はなきクラブの話をブログにあげているが、今までの話は全てぱたぱたさんとの活動記録であり、僕のブログを読んで大笑いしてくれた。
今のツイッターランドの話をすると、すごく興味深そうに聞いてくれた。
何しろ、初期の恋愛工学生でツイッターをやっていて絡みがあったのは、今やレジェンド採り方なった数名の方のみだろう。
「東京姉妹は元気ですか？レイコとまゆみは？」
なんだかその響きに懐かしくなってしまった（すみません、お二人とも普通にいらっしゃいますね）。
思えばぱたぱたさんと会ったのは約４年前、当時、1人でクラナンをして地蔵したところをツイートした時に、回答を頂いたのが始まりだった。
今はなきプラチナム、梅田の半個室のCTスポット…
その後、ぱたぱたさんとは色んな事をした。
10人番ゲするまで帰れない「帰れまテン」や、「タイ人からの留学生」を装って百貨店の店員に声掛けするという全く訳のわからない活動…
要するに、僕らはナンパでセックスを得ようとしていなかった。ナンパをする事で、「男同士でバカをやっている感覚」を純粋に楽しんでいた（百貨店店員への声掛けも、最終的にターゲットはおじさんと言う暴挙に出ていた）。
その中でも、僕はハッキリとDNAを受け継いでいるのが、女の子に対する強烈なディスりだ。
サイヤさんも言っているのだが、ぱたぱたさんや僕はディスりがひどく、女の子を傷つけているという指摘があった。
その辺りのことをぱたぱたさんに伝えると、
「Kazさん、それは違います。ディスりと悪口を僕は明確に使い分けています。」との事。
曰く、ブスが調子に乗っているのはやはり許せなく、そういった輩に対しては、明らかな「悪口」を浴びせているとの事だった。
（人として終わっているブスに対しては、ブスと伝える。）
セックスする為の武器の１つとしてディスりを使う。
これはもちろんありだが、ブスに媚びてまでセックスをしようとする必要はない。
なるほど、ぱたぱたさんのハッキリとした姿勢は、筋トレで鍛えられたであろうピンとした背筋と重なるものがあった。
「Kazさん、間違ったディスりを流布させてはいけませんよ。」
そう言いながら、東の都での再会を約束し、「どう見ても体格的にクッパだろ」、と言う後ろ姿を残し、ぱたぱたさんは、夜に消えていったのだった。
おわり
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