自分で金を稼ぐこと、それはとても自由であるが故にモチベーションの維持から税制、規制、法律まで全て自己責任である。
そんな自由な市場で戦うには、もちろん向き不向きがあるし、多くの人は失敗してしまう。
もちろん、経済や世界の動向に注視し、動き続ける必要はあるし、全部が手離れするなんて事は短期的にはありえない。
以前、川崎のいのい(@s_h_o_g_y_o_muj)さんからこんなリプを頂いた時にふと思った事があったので、自分の思考整理も含めて書き残していきたい。
私もですが、みんなコツコツ続けるのが苦手なんですよね。
— 川崎のいのい (@s_h_o_g_y_o_muj) 2018年7月8日
それは、人が金を稼ぐ為の着火剤だ。
前回の記事で、何よりも「動機」が大事だと言うことを書いた。
それにも色々な種類があるという事。
ざっくりいうと「外部要因×内部要因」である。
今回はその事について考えてみたい。
外部要因、内部要因と一言で言っても色々あるがココでのそれは「外部要因」=「強制力」であり、「内部要因」は「こうしたい!」という思い(=欲望)だ。
これがあるかないか、また、どの程度なのかによってその後の行動に大きな違いが出てくると思っている。
◆「欲望だけを原動力とする人」
これは要するに、自分の内なるエネルギーだけで行動できる人だ。
「こうしたい!」という思いだけで動き出せる。
いわゆる超人タイプだ。
誰に言われるわけでもなく自分で、物事を調査し動き出せる人。
未来を考えて行動に移せる人。こう言う人は多分何をやってもうまくいく。
自分の未来の事を考えて行動できる人はとても少ない。
目の前の快楽を最優先する。
筋トレしようと思っていても、面白いテレビがやっていたら見入ってしまう人もいるだろうし、禁欲しようとしてもオナニーをしてしまう事もあるだろう。
そうしない方が、未来のためにはいいとわかっていても。
◆「欲望×強制力」を原動力とする人
「こうしたい」という思いとある程度、人に促される、時には叱咤激励されながら動く人がこうしたタイプだろう。
「先生」や「メンター」と呼ばれる人から、ある程度指示や強制力を受けながら、物事を進めていく、バランス型と言ってもいいのかも知れない。
このタイプの人は、先生や師匠を見つけるまではハードルがありそうだが、いい人を見つければ、そして、その人にいい意味でうまく誘導されれば成長は早いのかもしれない。
例えば、「秒速で1億円稼ぐ男」は詐欺だなんだと言われるが、一定の人を成功に導いたこともまた事実だろう。成功した人から見れば彼はいい「先生」だったはずだ。
◆「ほぼ強制力だけで動く人」
僕の場合はコレに近い。
小遣い制で金がない状況という強制力が働いて動き出したクチだ。
初期投資は少ない事業を選んだものの、数万円が自分の首を締める、そんな状況が続いた。
文字取りの自転車操業だ。
だが、だからこそ一心不乱に打ち込むことができた。
言い訳など出来ない。している暇などないのだ。飲みに行くのもツイートするのも、もったいない。
ビジネスのヒントを見つけるのにツイッターはなかなか使える。
だが一方で、いつまでも時間を吸われる諸刃の剣。
やるべき事がみつかって、フルコミットするならアプリは消去がオススメ。
またいつでも帰って来ればよろしい。
— Kaz (@12_vagabond) 2018年8月19日
僕が思うに、自分で金を稼ごうとする初期の原動力など「世の中を良くしたい!」という高尚なものである場合は到底少なく、「自分の状況を少しでも良くしたい」とか「ケツに火がついた状態」である場合がほとんどだと思う。
そして、これこそが凡人が一歩を踏み出す為に必要なものだと思っている。
いくら儲け話が乗っているnoteでも行動しなければ、当然儲かることはない。
だけど、多くの人は行動できない。答えは簡単で「中途半端に満足しているから」
みんな、なんだかんだでバランスを崩すのが怖いし、今現在の生活と成功するまでに必要な道程を天秤にかける。
で、「今がよければ良いや。」と心の奥底で思っている。でなきゃ行動しているはずだ。
ちなみに「世の中を良くしたい」という事を原動力にしている人もいると思うけど、そういう人は嘘くさいので、個人的には信用しないようにしている(金や地位を手に入れた人は別)。
どうか一度、やらなきゃならない状況まで自分を追い込んでみてほしい。
一切の言い訳ができない世界が広がっている。
おわり
コメントを残す