【資金調達する為に必要なマインドセット】僕は小遣い制でも資金調達できる事を証明しようと思う。

藤沢所長のこんなツイートが目にとまる。
 

 
 
成功している人のモデルはバラバラだけど、
成功していない人は、おしなべて同じようなモデルである。
 
何故だろう?ふと考えてみた。
 
 
これは、成功していない人は、画一化(コモディティ化)された思考を持っていると言うことに他ならない。
 
こういう人は、何かを生み出せるはずの空き時間に、
 
・ソシャゲ(ネットのマンガ)
・動画
・(時にツイッターや2ちゃんねるなどでの誹謗中傷)
 
をふんだんに使いこなす、と言う行動が共通している。
 
これは、『引きこもり』でも『サラリーマン』でも共通していると言う点で非常に興味深い。
 
 
ソシャゲや動画は、何も考えなくても一定の快楽を得られる。
 
単純な操作で高得点が狙え、特にエロ動画なら性的な興奮も得られる。
 
確かに魅力的だ。
 
僕も一時期ハマりにハマった(特にエロ動画w)
 
 
僕が思うに、こうした時間の潰し方をしていると、無意識のうちに、ある共通した思考が出来上がる。
 
それは、「常に自分本位で、自分がお客様である」と言う思考回路である(もちろんそうじゃない人もいる)。
 
物事を自分に都合の良いように解釈するクセがついてくる。
 
 
仕事では倫理的な人でも、個人、プライベート時には、合理的な判断や行動をしなくなる。
 
仕事をしていてわかってるじゃないか。
 
物事は基本的にはうまく行くように出来ていないと言う事を。
 
だから、仕事では不確定要素を含む多くの事を潰し込み、時にはチームの力を借りながら
時間やヒト、カネと言うリソースや熱意を投入して、やっとの思いで遂行する。
 
決して理論や計算だけではうまく行くものではない。
 
ここまでして、物事と言うのは初めてうまく行くのである。
 
 
 
なのに一旦、仕事を離れると、思考停止を起こす。
 
 
「自分ならうまく行く」という訳のわからない前提に立っているから、絶対にうまくいかない。
 
だから、「儲かる方法」が書かれた怪しい商材に手を出して失敗する。
 
この思考を外さなければ、絶対にうまく行く事はないし、絶対に金を得ることは出来ない。
 
前回のエントリーにも書いたし、kaiさんからもコメントを頂いたのだが、
 

 
 
カネを追っている状況というのは、当然ながら、「自分が」カネを得ようとしている状態という事だ。
 
もちろん、カネを得ようとして行動するのだから、初動としての「稼ごう」という動機付けは正しい
 
 
 
いつもながらナンパに置き換えてみよう。
 
 
ナンパの最終目的が女の子とゴールすることだとしよう。
 
だけど、それは相手あってのことだ。
 
自分がセックスしたいから、という理由「だけ」でデートを進めたらうまくいくだろうか?
 
ナンパをするとき、相手を見ずに「自分が」断られたくないから声を掛けなければ、そもそも会話は始まらない。
 
会話が始まっても「自分の」話しかしなかったら、相手とはいい感じになれない。
 
飲みに行っても、「自分の」欲求しか押し付けないような言動だったら、キスもさせて貰えないだろう。
 
全部、「相手が」いてこそ成立するのだ。
 
「相手が」ほしい言葉や態度を、「相手が」ほしいタイミングで与える。
 
だから、ゴールが出来るのだ。
 
 
基本的には、ビジネスもこれと同じだと思っている。
 
もう一度いうと、初動としての「稼ごう」という動機付けは正しい。
 
だけど、その途中にある、「売上を上げる方法」において、「自分が売りたい」ものだけを押し付けてもうまく行くはずがない。
 
あなたの付加価値を購入してくれるのは、いつだって「相手」であり「お客さん」だ。
 
これが、僕の言いたかった事である(はあ、太文字ばっかりで疲れた)。
 
 
以前、ある有名なスポーツカーの開発責任者の公演を聞いた時に言っていた言葉が、凄く心に響いた。
 
「私はスポーツカーなんて別に好きじゃない。うるさいし。だけど、この車にはたくさんのファンがいる。その人達の為に何が出来るか、そのことだけを追求した結果、この車のが出来ました。」
 
僕は感動した。
 
誰よりもその車に詳しい人の筈なのに、別に好きじゃないと言い切った。
 
こう言う人こそ、真のビジネスマンだ。
 
 
つまり、徹底した顧客主義だ。
 
 
だから、カネを得たいのであれば、まず自分本位な思考回路を外すために、まずソシャゲ、動画、無駄なネットサーフィン全部辞めろ。
 
辞めて、自分本位の思考回路を外す事からはじめろ。
 
でなきゃ資金調達なんて到底無理。
 
なのである。
 
頭の中にこびりついた毒を吐き切るまでは、何かを始めるなどおこがましいのである。
 
と半分、自戒を込めて言ってみる。
 
 
 
おわり

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