マネタイズに対する僕なりの考え方

noteやサロンなど、たびたび詐欺だという話題になる。もちろん価格に見合っていない内容だったり、買うまでの動線をうまく作り、購入者の気分を必要以上に上げて買わせるという商品()が跋扈しているのも事実だからだ。

僕自身noteを出しているわけだが、おそらく今後も出す事になると思う。

ただ、お金を頂くという事に対して、中身がペラペラだと批判を浴びる事も多々あるし、マネタイズそのものに反対の人もいると思う。

こうした意見がある中で、自分の中にも、ノウハウをマネタイズする事に抵抗がないと言ったら嘘になる。

ツイッターのフォロワーもそれなりにいるので、どうしても情報の受け手の事は考えなければならない。

そうした中で、どうすれば自分の中で納得いく形でお金をもらう行為となるのか、色々悩んだりしたが、自分なりに納得いく形が固まったので、宣言というか、スタンスというのを、ここで発信しておきたい。

特に、転売の業界を覗いてみればわかるが、輸出転売の成功者というのは、ネットで検索すればかなりの数出てくる。

彼らに共通するのは、月収〇〇万円を謳い文句として、セミナーに参加させる。そこで囲い込みを行い、バックエンドには高額なコンサルやテキストなどを売る。

いわゆる「情報商材屋」だ。

その情報自体には数十万円の価値はなくとも、自分自身の位置を必要以上に吊り上げ、冷静な判断力を失わせた上で、購入をさせる。

コンサルと言っても、入会させるだけさせておいて、釣った魚に餌はやらないという事も多いようだ。

知り合いにノウハウコレクターみたいなおじさんがいて、彼はいつもセミナーに参加し、何かを信じて高額なスクールに入っては失敗を繰り返し、今では700万円程の借金を負っているという。

この人に関して言うと目も当てられないのだが、何がいちばんの問題かと言うと、マインドが醸成される前に情報に踊らされる側と、それを知りつつ彼らをカモにする発信者側の構造だ(最も悪いのは発信側だが)。

つまり、本来月収〇〇万円を稼ぐ器ではないのに、情報に踊らされて搾取されてしまうと言う事である。頭が弱いから仕方がない部分もある。

情報の発信者としては、こうした事態は避けなければならないと個人的には思うが、情弱はピラミッドの底辺層に多いので、パイが多くて、その上頭も悪い、とは発信側にとっては美味しすぎるビジネスモデルなのである。

さらにタチが悪いのは、こうした情報の受け手には、頭がよく、しっかり目的意識を持った人もいて本当に成功する人が出てきてしまうという事だ。

つまり、最低限のリテラシーと覚悟、行動力のある人にとっては、本当に価値のある情報である、という事になり、こうした発信者側に都合のいい情報も、ある一定の「価値の提供」をしているといえなくもないのである。

だから、発信者は入会後に情報の受け手が失敗して騒いだとしても、「一人一人の面倒は見ていられない」「何をやるにも自己責任」と言い出す。

確かに成功する人は自分で考え行動する推進力と、精神力を持っている。

「何をやるにも自己責任」なのは全く以てその通りだと思うが、情報の受け手と発信者の間に明確な考え方の違いがあるのに、人様から多額の金をもらってしまう事が批判の火種を生むのである。

そして、本当に可哀想になるぐらいに いい歳をした大人がこうしたスキームに引っかかる。

こうした話は枚挙に暇がないし、話にもならない。

では、僕はどういった情報を出すのか?について

情報の受け手と発信元の認識を極力合わせる必要がある

冒頭に言ったように、僕は有料noteも出すが、基本的にビジネスは甘くない。

マインドセットは自分自身で整えていくしかない。

その事をわかった人向けにしか僕は情報発信しないし、noteに関しても「自分の行動」と「僕の助言」を9:1の割合で捉えられる人向けにしか書かない。そうでない人が買っても行動ができなければ1円も生み出せない。このことを理解できない人ははっきり言って買わないでほしい。

実際に僕が事業に携わって、全くもって甘くないという事を痛感したからこそ、こうした月収〇〇万円を謳う事が、嘘っぱちとまでは言わないが、一面的で聞き心地のいい言葉で塗りたくられているかがわかる。

なので、僕はピラミッドの上位層、つまり情報強者に向けてこうした発信をしていきたい。

彼らの中でも、サラリーマンでヒーコラ言いながら、何かしたいと思っている人もいるはずだ。ビジネスオーナーになりたい人もいると思う。

そして、現状この業界は情報商材屋で溢れている。

月収〇〇万円を謳う人は、それしか宣伝文句がないからそうするのであって、実があれば、そんな事をする必要はない。

僕自身に信用がそこまであるかはわからないが、自分でそれなりに苦労してきた経験は活かせるはずだと思っているし、むしろそうしたことしかツイッターでは呟いていない。

そして、別にスクールやサロンなどに入って高額な金額を払わなくても、必要な情報はネットに落ちている。

それでも落ちていない情報もあり、そうした情報は調べても出てこない。

投資と考えられる情報を有料化する

基本的な流れはブログに書く、これをやるだけでも「時間と労力はかかるが、それなりに結果を残す事もできるだろう。」と言う記事を残していく。ハッキリ言って読み物としては淡々として面白くはない。事務的なものだ。

ただ、時間をすっ飛ばしたり、手間を省ける事、要は投資と捉えられるものを出していく。

ebayで稼げるようになるためには、やるべきことは沢山あるが、必要最低限の事とそうでない事がある。

ただ、ネットに落ちている情報はとても断片的で、パズルのピースをどう嵌めたらいいのかが分からない(ように出来ている。)

なので、ロードマップのように体系的に学んでいけるようなモノを発信していきたい。

確実な情報は存在しない

僕が発信する情報は、「僕がやったから」上手くいった事であるが、他の人がやったらどうなのかは分からない。例えば、ナンパの際に、同じ相手に同じ声かけをしても結果は違う。

それと同じように、同じ事をしても同じ結果が得られるとは限らない。

人がモノを買うと言う行為は、収入や景気、需要と供給のバランスによるところが大きいからだ。それでも出来るだけ本質的な事だけを発信していきたいと思っている。

と、あえて言う事でもないのかもしれないが、この業界を少しだけ除いた僕なりのスタンスというのを示してみる事にした。

事業は甘くないし、無茶苦茶メンドウな事も起きる。

そのことをわかってくれる人にだけ、僕の情報が届けばいいと思う。

 

 

おわり

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