ebayでは数百万点のアイテムが扱われており、毎日のように世界中で多くの取引がされています。
では、何が売れるのか?という事を認識しておく必要があります。
まず、この記事を読むにあたり、繰り返しにはなりますが、出品すれば売れるというものではありません。
ただ、やはり売れやすいアイテムというものはありますので、実際に売れたアイテムのリサーチ方法を説明します。
Sold Listingからリサーチする
リサーチといっても、意味は広範囲にわたるので一概に言えない部分ではありますが、今回は売れた商品の検索の仕方を紹介します。
ebayでは、実際に売れた商品というのが調べられるようになっています。
まず、トップページの「Search」の右側、「Advanced」をクリックします。
次に、探したいアイテムのキーワードを「Enter keywords or item number」に入力します。
ここでは試しに「Pokemon」と入力します。その後、「Sold Listing(売れた商品群)」にチェックを入れて、「Search」をクリックします。
すると、実際に「Pokemon」というキーワードで売れた商品のリストが表示されます。
緑色の文字は売れた商品という事を表しています。
デフォルトでは、最新順に表示されるようになっています。
下記でいえば、2/13に売れたアイテムが表示されるという事です。
ちなみに、赤枠の欄をクリックすると選択肢が現れます。
最も高く売れた商品(Price + Shipping: highest first)を検索してみると「リザードン」のトレーディングカードが560万円で売れていますw
えげつないですねw
持っている人は今すぐ僕が買い取りますw (ちなみに日本人セラーは100万円以上のアイテムは出品できませんので、あしからず)。
という具合に、どんなアイテムが売れているかというのは、Sold Listingを見ればわかるわけです。
で、実際に売れた商品がわかるのであれば、こうした商品を仕入れて売っていくというのが初期の戦略となります。
ただ、ここで非常に難しい問題があります。
他人が出品しているアイテムを自分も出すというのは、価格競争に陥りやすいという面があり、最低価格を設定すると赤字になる場合があるという事です。
かといって、だれも検索しないアイテムを出してもしょうがないので、ここはなかなか攻めるのが難しかったりします。
そのあたりは、バランス感覚が問われるところでもありますね。やりながら身に着けていくしかないという感じでしょうか。
僕も初期の頃は無駄な価格競争に身を投じ、赤字を垂れ流していた時期があります。
売りたいアイテムがない人こそのリサーチ
この作業は、物販ビジネスの初期において、とても大切になる作業です。
どんな商品が売れるのかという知識があればいいですが、多くの人はそうした知識を持ち合わせていません。
僕自身、これは「売れるだろう」という確信を持ったアイテムでも見向きもされなかった経験ばかりです。
ほとんど空振りです。もうここはナンパでのガンシカが僕のメンタルを鍛えてくれたと思っています。
あと、僕はモノにほとんどこだわりがないので、特に売りたいものがありませんでした。
服もユニクロですし、時計もG-Shockです(これでアポも行きますw)。
だからこそ、逆にこの作業の有難みがわかりました。「自分が売りたいから売れるのではなく、お客さんが買いたいから売れる」という事が身をもって実感できました。顧客目線というものですね。
View数を見る
もう一つ、売れやすいアイテムかどうかを確かめる方法をお伝えします。
それは「出品をしてみて、お客さんがどれだけそのアイテムを検索しているか」という事です。
冒頭にお伝えしたように、だれも見向きもしない、検索をしないアイテムを出品しても、検索にかかって来なければ意味がありません。
その逆で、検索されやすいワードをタイトルに入れる事が重要です。
出品の仕方の記事でタイトルの付け方はお伝えしましたが、「Pokemon」はかなり検索されやすいワード(世界でも超人気のコンテンツ)です。
ちなみに「Pocket Monster」はチンコのことらしいので、ご注意。
自分が出品したアイテムを見てみてください。
まず、「My ebay」→「Selling」をクリックします。
そこから、「Active」をクリック。
すると、自分の出品したアイテム一覧が表示されます。
ここで、赤枠の「Views」というのがお客さんがこの商品を見た、という事です。
3桁行くのはなかなかいい感じです。でも売れるとは限らない。ここが難しさでもあり、醍醐味でもあります。
このViewを上げる方法は色々あるので、順を追って説明しますが、要するに、Viewが多いというのは、お客さんが見てくれている=買われる可能性がある、という事です。
前回の記事でも書いたように、人がモノを買う時の行動は以下の通りです。
①お客さんがページを見る
②お客さんが、そこからアイテムを見る
③買うかどうかを決める
④買うor買わない
つまりViewが0のモノは決して買われることはないという事です。
という具合に、出品してお客さんの反応を見て商品群を絞っていくというやり方もリサーチの一つです。
結局、買うのはお客さんですから初めのうちはこうした反応をみていくのがいいと思います。
「うちはこれしか扱わない」という頑固一徹なのもいいですが、お客さんあっての商売ですから、その点はバランス感覚を大事にしていきたいものです。
また、繰り返しになりますが、よく、Sold Listingから「他の人が売った商品を真似して出せばどんどん売れる」と勘違いしている超絶おめでたい人がいますが、そんなに簡単に稼げたら苦労しません(市場価格を崩壊させる安値で出品すれば売れますが)。
サクッと労せず稼ぎたい人は、自己アフィリエイトやるか、ツイッターでフォロワーでも買って、noteでも出してください。
というわけで、この地味な作業を繰り返して自分の知見を増やしていくという事が大切ですよ、というのが今回の主旨でした。
とても地味な作業なので、ここでも多くの人が挫折します。
まずは自分の興味のある分野から攻めるのがいいかも知れません。
では、頑張ってください。
おわり
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