僕の場合は、自分が非モテだった事が原動力になってナンパを始めた訳だけど、これによって大きく感じた事がある。
それは頭の中の「枠が外れる」と言う事だ（ネジが外れていると言う説もある）。
今日はこの事について、偉そうに講釈を垂れてみようと思う。
彼女に対して、小走りで近づき声をかける。
断られる確率の方が圧倒的に高いからだ。
と言うより、やっぱり断られたら普通は死ぬほど恥ずかしい。自尊心が傷つく。
だけど、その先にあるご褒美や、ゲームをコントロールすると言う戦略や達成感から、ナンパをする。
クラブ、HUBの壁に立ってチビチビ飲んでいるオトコ。
声をかける事はしない。時間が経てば経つほど、カラダは硬直していく。
だけどこれではゲームに勝つことはできない。それはプレーヤーであれば誰しも知っているはずだ。
そして、この界隈になぜ経営者や自営業個人でビジネスやってる人が多いのかという事について考えてみた。
彼らは、自分で設定したゴールや目標に向かって、どう戦略を立て、どう戦っていくのか、ということに脳みそをフル回転させ、そしてそれをベースとして、自分の思い通りになった時に、強い喜びを感じるのである(多分）。
これは、ビジネスとナンパに共通する項目であり（もちろんスポーツも）、お金と女という最高のご褒美を得られる手段であるからだ。
「ナンパは仕事に役に立つか」
これには色々な意見があるし、賛否ともども、どれも納得のいくものであるが、自分でビジネスをやっていく人間にとっては、枠を外すという意味で大いに役立つと思っている。
僕も、自分で少し何かお金になることをしてみて、自分のアイデアや手法がお金という対価に変わった時に、これ以上ない喜びを感じた。
そして、今では対価そのものよりも、その過程にあるアイデア（ホントは既にあるけど）を閃いた瞬間や、実行していくプロセスを考え、行動するという事そのものに喜びを感じている。
インターネットのいいところは、失敗しても、お金が失われる可能性が極めて低いという事だ（もちろんそうじゃない場合もある）。
しかし、勤め人は、特に大企業であったり役所だったりの人は、自分のやらなければいけない仕事の範囲というものが限られてしまう。その為に、1から10までをすべてやろうとしても、なかなか難しい。基本的には「今あるもの」をうまく回していくのが勤め人の仕事だからである。
そして、勤め人が何故ここをうまく出来ないかというと、単純に「思考の切り替えがうまく出来ないから」だと思っている。
だから、１から１０までを任されるような仕事をしている人なら分かるかも知れないが、副業なり何なりは基本「全部自分でやらなきゃならない」。
サイトや口座の開設から、アイデアの発掘、閃き、実行。
そして、これが多くのサラリーマンにとっては、非常に億劫なのである。
当たるか分からないからである。
だから、途中で投げ出す人が多くて、結局、手っ取り早く儲かる方法を教えてくれる怪しげな商材で損をしてしまう。
これは僕も経験があるのだが、書きためた文章や情報でも、気分が乗らなかったりして発信しない事があった。
結局、何事もやり抜く力(そう、GRITだ！)を持つかどうかだけの違いである。
どうも僕たち勤め人は確実なリターンが見えないと動けない思考回路になってしまっている様だ。
でも、最初からうまく行くことなんてそう多くはないし、うまく行くか分からないから面白いんじゃないか。
僕はたまたまナンパを始め、ツイッターで勤め人じゃない方々と絡む機会を得られたのであるが、これから副業始めようとかいろいろ悩んでる人に対して枠を外すための行動として、こんな行動を提案したい。
・1日1声掛け
これをやる、やろうとするだけで、相当変わる。
何故か？
ツイートすると言うことも、ナンパをすることも、「今ある景色の中から何かを探し出そうとする行為」だからだ。
ツイートなら、流れてきたニュースに対して、目に入った事、ふと思った事に対してどう発信するかを考える事。
ナンパなら、目の前を歩いてる子に対して、どう声掛けしたらうまくいくのか、どう言う反応があるのかを考える事から始まる。
スマホでゲームをやってたら、そうはいかない。
自分が現状から何を考え、どう発信するか、この総量が多ければ多いほど、周りがあなたを知る情報は増え、共感者（時にはヘイター）が増える。
その人達との絡みが自分の世界を変えるキッカケとなる。それがあなたの思考の枠を外すキッカケになるのだ。
そうなれば、今までの世界から少しだけ違った「あちら側」が見えてくる。
少なくとも、僕はそう感じている。
いきなり事業をやってうまくいかせるのはなかなか難しいけど、女の子と楽しく話せて枠が広がるなら、こんなに美味しい投資はないと思う次第である。
コメントを残す