僕は常々言っているが、精神力にも体力と同じように一日の限界値がある。
そして、体力同様、1日の中で限られた精神力のゲージを本業と副業に振り分けなければならない。
今回は、その為に僕が実践していた(もしくはしている)事を記事にしていこうと思う。
サラリーマンとして働き始めて、今日の限界値を少しずつ超えていく、というのは特に働き始めてキャパが小さいうちには必要な事だろう。
フルスロットルで常に自分の限界値を超えていかなければならない局面というのは、少なからずある(いくら働き方改革がどうこうと叫ばれても、できない事をできるようにしていくためには、限界を突破する事は必要な事だろう)。
常に限界を突破していく事で人は成長する。
これは疑いようのない事実であるが、副業をするというのであれば、そちらに時間や精神力を振り分けなければならない。
ちなみに、副業と言っても甘くはない。
副業とか言うとチョロチョロ金稼いでるセコいイメージがあるが、融資引いたり、資格取ったり、人採用してコミュニケーション取ったり、時間の使い方に腐心したり、リスクの取り方だったり、サラリーマンでは学べない事が沢山ある。
この経験だけで、人として大きく成長出来る。— Kaz (@12_vagabond) 2019年8月28日
だいぶ昔に社内の出世競争に乗るか否かという記事を書いて、僕は明確にこの競争から降りるという事を書いた。
格好良く言えばブルーオーシャン(死語)で戦う(キリッ)てやつだ。
悪く言えば「逃げ」だ。
で、僕のやってきたことは、「逃げ」であり、「抜き」である。
これまで会社の中で少しずつ限界を超えるよう頑張っていたのであれば、逆に少しずつ抜いて行こうという単純な話。
(新入社員は枠を広げる為に、頑張ったほうが色々得な事もある。会社に見切りをつけるなら話は別だが)。
ポイントは少しずつ抜く。という事である。
何事も極端は良くない。あからさまに行動に変化があると周りが気づき出す。
気づかれないように、「たまには」行きたくない飲み会にも顔を出す。
そう、カイジで大槻班長が使っていたあのシゴロ賽のように「揺らぎ」を与えて周りの目を欺くのだ。
そもそも人は他人にそんなに興味がないので、あからさまに行動が変わらなければそこまで深く追求される事は無い。
1年前と比較して労働時間が合計で減っている事はあるかもしれない。
例えば、1日30日だけ早く帰る等の対応であれば人はなかなか気づかないもの。
そして、そこで培った時間というのはもちろん大事であるが、その30分早く帰ったことで今まで背伸びをしてしていた分の精神力の余剰と言うのは、かなり大きな原動力になる。
個人的には時間よりもこちらの方が大事。
だって、精神力に余剰があれば、同じ30分でも超集中できる。
ここで大事なのは、せっかく作った時間をなんとなく過ごすためにTwitterのタイムラインを眺めたりすることに使ってはならないということである。
そのためには、1日の中で何をやらなきゃいけないか何をやるかと言うことをあらかじめ考えておく必要がある。
そして、それはふとした瞬間に思いついたりするのでメモ帳やスマートフォンを忍ばせて思いついた事を「やることリスト」に蓄積していく。
こうした物を用意せずにただ単純に時間だけを作っても、結局何をしていいかそこから考え始める事が時間の無駄だし、結局考えることが面倒になってスマホのゲームなどに流れてしまうのがオチなのである。
もちろん本業をしている時は仕事に集中しなければならないが、例えば昼休みなどに副業のことを考えたりすると、本業の仕事と仕事の隙間の「数秒」(ホントに「ふとした瞬間」てやつ)の間にやるべきことというのは思いついたりする。
つまり、意識上では本業に集中しつつも、頭の片隅に置いておくということが意外と大事だったりするのだ。
何度も言うが、いざ作業を始めようとするときに「何をやるか」と言う事から考え始めると、意外と思いつかなかったりして無為に時間を使ってしまう事になるのだ。
あとは、作った時間に貯めておいたやる事をひたすらやっていくのみ。
ここで、易きに流れるようなら副業などしない方がいい、というのはあらかじめ断っておく。
仕事の時短術については、こっちの記事を参照。家事編はこちら。
他人によるブロック
僕には嫁と子供がいる。土日は副業に関する事は殆ど何もできない。
そうなると、自然と平日しか時間を使うことができない。
すこしだけサボって出来た時間で30分だけでもいいから、必ずカフェに寄る。
初めのうちはケチってマックで100円のコーヒーで粘っていた。
少しずつでも時間を作り始める事が出来た。
そして、ここにこそ、その日に残されたすべての体力と精神力を注入する。
30分でも1時間でもいい。極端な話、10分でもいい。
あとは家に帰って飯を食って、風呂に入って、家事を手伝うだけだ。
家事の分担に関しては、なるべくクリエイティビティが要らない事を担当したい。
つまり料理はダメだ。献立を考えたり、脳味噌を使う事は避ける。
そうじゃなくて、食器を洗ったり、風呂を洗ったりという作業ベースの家事をしたい。
別に何も考えなくていいから、1日の終わりの流しとしては最適だろう(ちなみにアメリカのドラマはこの時に観ている)。
子供は先に寝てしまうかも知れないが、その分休日に思い切り遊べばいい。
※ちなみに通勤で30分ほど歩いているので、ブログはそこで音声入力して記事のほとんどを作成している。
今回はこの精神力の用意を使って無駄のない副業への注力と言うことをするために僕が心がけている事を記事にしてみた。
どうか参考にしてみて欲しい。
おわり
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